武島内科クリニック

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多摩市落合3-11-3 (青木葉通り沿い)

院長コラム(2020年)

 院長コラムは、多摩ニュータウンエリアの地域情報紙「週刊もしもししんぶん」に寄稿した記事をまとめたものです。過去5年分の記事を掲載しておりますが、バックナンバーに関して、内容の見直しや加筆・修正はしておりません。そのため情報が古かったり、現代の常識と異なる内容が書かれている可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

唾液PCR検査のコツ(2020年12月)

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 12月、冷え込みとともに風邪が流行ってきました。最新の日経新聞によると人に感染する可能性のある未知のウイルスは哺乳類や鳥類に最大で82万種存在しているそうです。野生生物には十分注意したいものです。今冬発熱患者にはインフルエンザと新型コロナウイルスが同時に存在する可能性もあり、インフルエンザワクチンは早目の接種が大切です。インフルエンザに関しては医師の綿棒鼻腔挿入による飛沫感染を防ぐために鼻かみ液も有効であるとの報告があり、今年から検査の方法が各医療機関で異なるかもしれません。コロナ感染では唾液自己採取が広く行われていますが、注意したいのは唾液採取は飲食後や歯磨き後は避け、最低でも30分は空けるようにしてください。ただ、発熱があると脱水で唾液が出にくいため、受診30~60分以上前に水分を多めに補給して受けると良いでしょう。

コロナ疲れの脳、筋肉を鍛える(2020年11月)

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11月、今年もあと2ヶ月、コロナで始まりコロナで終わります。これからの季節は季節性インフルエンザも考慮しなけれ ばなりません。インフルエンザはお子さんを中心に濃厚接触をおこし、家庭内、特に母親への感染を起こしやすいため今年はインフルエンザワクチンの接種を是非受けてください。65歳以上の多摩・日野・八王子・稲城・町田市在住の方は無料です。どうぞお早めにご連絡ください。さて、長期間の外出制限は運動と会話の機会を奪ってしまいました。積極的に外出しウオーキングしながら脳を鍛えてください。物忘れが進んだ人は脳トレをしましょう。面倒な人でも日常に取り入れるような簡単なトレーニングがあります。新聞は声を出して読んだりまた日記をつけたり、時には左手で箸をもって食べたりと一寸したことで良いのです。新しいことにチャレンジすると脳は活性化してきます。

感冒対策(2020年10月)

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 10月、今年は新型コロナウイルスの感染が続いているため、冬のウイルス感染症は頭が痛いです。インフルエンザの診断は鼻咽喉からの抗原採取が一般的ですが、新型コロナウイルスの場合は同じ抗原検査では感度が低く、正確な診断が困難と言われています。そのためPCR検査が勧められるのですが、時間差や採取方法に問題があり悩むところです。私自身はインフルエンザワクチンの積極的な接種、マスク着用、手洗い消毒、海外からの渡航者の減少、発熱児童、大人の自宅待機等を鑑みると本年はインフルエンザの爆発的な流行は例年に比べて小さいと考えています。でもあくまでも予想なので、今から対策しましょう。かかったかなと思ったら、首の付け根に湿布を張り、葛根湯または麻黄湯を熱いお茶とともに服用、 何枚も厚着してください。流れる汗と共にだるさが消えていきます。

人類とウイルスの終わりなき戦い(2020年9月)

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 9月、暑い日々が続きます。2002年中国広東省でSARS(重症急性呼吸器症候群)、2009年メキシコ、米国で新型インフルエンザ、2012年サウジアラビアでMERS(中東呼吸器症候群)、2013年には西アフリカでエボラ出血熱の出現。数年から10年ごとに新たなウイルスが出現し人類を脅かしています。今回のコロナウイルス終息後、近未来には確実に別のウイルスが地球上のどこかで出現し再び人類を脅かすことでしょう。私達人類とウイルスとの戦いは今後も続きます。コロナウイルスの経験を決して忘れずに、母なる地球を愛し、動物と共存し、自然と一体化することが重要です。
 さて、コロナ禍で在宅勤務の人の体重の増加が気がかりです。気温が下がったら外に出て運動をしましょう。人参入り漢方薬、ヘルストロンは夏バテ防止になります。冬に向け体力をつけましょう。

将来の憂い(2020年8月)

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 8月、新型ウイルスの発生や大雨による洪水の発生、高温の日々など私たちを取り巻く環境は年々ひどくなります。先日の日経新聞に、温暖化の影響で北極圏 の永久凍土が溶け、中に閉じ込められていた未知のウイルスが何種類も発見され たり、シベリアの住民で炭疽菌感染の集団発生が報告されていました。人類はついにパンドラの箱を開けてしまいました。 人類は破滅の道を歩いているのでしょうか。さて、新型コロナウイルスが騒がれ半 年が経ちました。最近の知見では10歳未満の子どもの感染率は低く、例え感染しても重症化は稀のようです。インフルエ ンザと逆なのは大変興味のあるところで す。冬に向け今から肥満を防ぎ、免疫力を上げていきましょう。風呂後の冷水浴、 日々のウオーキングに励み、筋力をつけながら食事制限をすると血糖、脂質の上 がらない体になっていきます。

コロナ再流行に注意(2020年7月)

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 7月、暑い夏が再びやってきました。コロナウイルス騒ぎで在宅が増え身体がなまっている方も多いことでしょう。最近ではウイルスどこ吹く風よのような雰囲気が蔓延していますが、医療関係者は今後の流行を心配しています。散発的流行は日本の何処かでちらほら見られ、海外との流通が再開すると、間違いなく日本でも再流行するでしょう。それは冬、風邪の流行時期が最も注意が必要です。経済も優先しなければならず、政府も頭が痛いと思います。私達はマスク、手洗いを絶対に忘れてはなりません。免疫力を維持するために今から規則正しい生活、十分な睡眠、運動(ウオーキング)をして筋力をつける等を決して疎かにしてはなりません。自分が過去にコロナウイルス感染症に罹ったかどうかは抗体検査で判ります。そして板欄根、ヘルストロン、漢方薬を上手くご利用ください。

人生、山あり谷あり(2020年6月)

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 「人生、山あり谷あり」。今はまさに人生で経験する数少ないまさかの最中です。 日頃から倹約してまさかに備える大切さを知りました。さて、今騒がれているコロナ自粛で相手を攻撃するのは恐怖から逃れたいという衝動です。そんな時は趣味や楽しいことに没頭して一時的に脳を休めてください。運動で筋肉をつけて免疫力を高めるのも重要なことです。最近、こ のウイルスによる血管障害も明らかになってきました。肥満体、糖尿病、高脂血症の人は痩せる努力が必要です。日本人が新型コロナ感染症による死亡率が驚異的に少ないのはウイルス学者の先導が効いたのか清潔好きの民族のためか、はたまた 肥満体が少ないせいでしょうか。今後の研究が待たれます。当院は換気に十分注意しています。どうぞ安心してご来院ください。抗ウイルス作用を持つ板藍根も入荷しました。免疫力を高めましょう。

困ったときの神頼み(2020年5月)

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 5月、令和の疫病、コロナウイルス感染症が流行しています。人々が外出を控えた結果、事業主の存続が危ぶまれる事態となっています。そんな中でも心配された患者さんが来院してくださるのは感謝しかありません、合掌。さて、162年前の江戸時代、最大の疫病だったコレラは長崎を発し安政の江戸をも襲いました。実に3人に1人が死亡、その数は江戸だけで約30万人に達したとか。疫病は日本国の存在すら脅かしたのです。人々は神仏に願いをこめたことでしょう。現代社会では迷信だなどと一笑に付されそうですが、日々診療をしていると日常的に神仏、ご先祖を大切にされている方は強い運気を感じます。そして日々漢方薬を服用しヘルストロンに通院されている方は風邪をひきにくいとお見受けします。当院では風通しを良くし換気に気をつけています。マスクをして安心してご来院ください。

朝の来ない夜はない(2020年4月)

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 4月、今年はぽかぽか陽気が一変しました。新型コロナウイルスにより今や人類は危機を迎えています。3月19日時点で世界で209,500人が感染し、約9,000人が死亡しています。個人事業者をはじめ大企業までも根底を揺り動かされる程、経済に影響が出ています。1ヶ月前までは誰が予想したでしょうか。人々は自宅にこもり買い物の時だけ外出ですので、体重も増え筋力が低下している恐れがあります。またこの時期花粉症により局所粘膜の免疫力が落ちると、ウイルスに感染しやすくなります。抗アレルギー薬を服用しウォーキングをして体の自律神経のバランスを保ち抵抗力をつけねばなりません。漢方薬、板藍根、ヘルストロンは体を温め細胞を活性化させてくれます。お試しください。世界中でワクチン、薬の開発が行われています。もう暫くの辛抱です。夜明けは近いです。

ウィルスに板藍根エキスを!(2020年3月)

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 3月、武漢で発生した新型ウィルスは僅か数ヶ月で全世界に拡大しました。死者も1,600人を超え、日本でも報告されています。古来、私達人類はウィルスとの戦いでした。有名なウィルスに天然痘があります。高熱におかされ治癒しても全身に痘痕ができ恐れられました。奈良時代に他国との貿易で日本に流行をもたらしたといわれます。また、麻疹もその内の一つです。平安時代から現代まで実に1,000年以上も続いているのです。
 ウィルスを完全に撲滅するのは非常に困難で、今後は新型ウィルスと共存していくことになるでしょう。ヒトヒト感染が認められた以上、罹らないように手洗い、マスク、体を温め、睡眠を充分にとり、運動をして免疫力を高めるのが最適です。もしだるさを感じたら背中に湿布を貼り熱いお茶、感冒薬、板藍根エキスを早めに飲んで免疫力を高めましょう。

新型ウイルス感染症(2020年2月)

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 2月、中国武漢で新型コロナウイルスが発生しました。コロナウイルスと聞くと医学生の頃に勉強したウイルスで軽症の風邪で済んでしまうというイメージがあるのでビックリです。調べると私達の身近にいる動物、牛、豚、イヌ、雀等の体内にも存在するようです。1月末の段階で重症化し死亡した人は数%とのことで、ひょっとすると基礎疾患を持つ高齢者が中心なのかもしれません。今後日本でも更なる感染が広がる可能性があります。過去のインフルエンザのパンデミック(世界的大流行)ではだいたい2週間は外出禁止、人との接触を極力避けることが重要のようです。その間の飲料水、食料の備蓄が必要となるため、万が一パンデミックになったら自宅に閉じこもる覚悟が必要です。火急な外出にはマスク、帰宅時には手洗いはもちろん、普段から身体を温め、運動することが重要です。

厄年の意味(2020年1月)

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 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。お正月といえば子どもは胸をワクワクさせるお年玉があります。子どもにお金をあげるのは日本だけではなくアジア諸国でも行われているようです。それはお年玉がお守りの形で子どもへの祟りを防ぐ役目があるためです。でもお金の多い、少ないは関係ないようです。平和で健康な令和2年になることを願ってやみません。
 さて、初詣では厄除けの看板をよく見かけます。男性は40歳と60歳前後、女性は30歳と60歳前後です。昔から厄年は新しいことはせず健康に留意するようにといわれます。40歳以降は免疫力が下降し実際に病気になりやすくなります。先人の知恵は現代にも通じるもので大したものですね。そこで、当院では免疫力アップのために高電圧治療器や漢方薬を駆使し現代医療の補助に使っています。

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