院長のコラム

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鍼治療

 今回は鍼治療について述べます。東洋医学には、漢方薬以外に鍼灸、按摩も含まれます。鍼治療は、ツボと呼ばれる場所に金属製の細い鍼を皮膚に刺す方法です。体には経絡と呼ばれる通路が皮膚や体内に存在すると昔から信じられており、ここに分布するのが経穴、いわゆるツボになります。ツボは気血が集まっているところで、ここに鍼で刺激を与えると経絡を通じて臓腑や全身の治療になるわけです。腰痛、膝関節痛、寝違えにはかなり効果をあげた症例もあります。ただし、整形外科で重大な疾患がないことを確認してからの方が良いと思われます。私は、腹部膨満感には連日併用してます。なお、当院では、多摩市福祉協議会の鍼マッサージ券が使用可能です。
 さて、毎週木曜日、中医学の李先生がいらしてます。御興味のある方はいらして下さい。

産後に漢方薬を!

 春は新しい生命の誕生の時です。東洋医学的な考えによると、ヒトは、生命力のもとを腎に貯えていると信じられています。胎児は親からの気と血を受け継ぎ、そして生まれてから獲得した気を腎に貯えるのです。したがって母親にとってお産は、気、血、共に不足する状態、すなわち気血両虚になるわけです。症状は疲れやすい、風邪を引きやすい、めまい、動悸、不眠、いらいら等です。お産は、母親にとって体力を消耗するため産後は大変辛いものです。現在も産後ノイローゼという言葉があるように、昔から産後は精神不安になることが知られています。体力保持のために一度漢方薬を飲むことをお勧めいたします。
 さて、毎週木曜日当院に中医学の李先生がいらっしゃいます。どうも調子が良くないなどお悩みがありましたら、どうぞいらっしゃって下さい。

花粉症

 春はスギ花粉症の季節です。東洋医学的には鼻、喉、気管支は皆、肺に属します。前回も述べたようにスギ花粉症は風熱病の一つと考えられているため、風邪と熱邪に対する治療が必要となります。一般的に小青竜湯が有名ですがこれは、薬効が温性のため喉の発赤、黄色の鼻汁を伴う場合には効果が薄いかもしれません。したがって、清熱解表薬が含まれる薬を併用していきます。
 さて、先週もお知らせいたしましたが、毎週木曜日当院に中医学(中国伝統医学)の李先生がいらっしゃいます。先生は南京中医学院を卒業され、現在日本に在住しております。常に体の調子が良くない方、現代薬には抵抗があるなどの方は木曜日午後3:00から5:30に来院して下さい。当院は漢方保険診療を基本としていますので、一般の薬と同じく安心して飲むことができます。

スギ花粉症

 春は東風にのって、私達に生命をもたらします。現在この風(ふう)によってもたらされる病の一つに、スギ花粉症があります。東洋医学的には、風熱の病の一つと考えられており、かゆみ、症状の変化は風邪、充血及び日中に発症するという特徴は熱邪を表わします。治療は漢方薬、西洋医学的には、抗アレルギー剤、局所には点眼、点鼻薬を併用していきます。どちらの場合も最も大切なのは、スギ花粉(邪)から身を守ることがあげられます。マスクをするという古典的な方法が一番てっとり早いと考えます。最近ではスギ花粉を通さないマスクが主流になっています。一度お試し下さい。
 さて、3月より毎週一回午後(木曜日?)、中医学の李先生が当院にまいります。先生は南京中医学院を卒業され、現在ご主人と共に日本にいらっしゃいます。関心をお持ちの方はお電話下さい。

五行論と冬

 2月は寒さも一段と冷え込みます。森羅万象を五つに分類した五行論によると、冬は水、方位は北、気候は寒、色は黒、五臓では腎を表わします。腎は生命力を表わしますので、冬は暖かい春をじっと耐えて待つ時期でもあるわけです。
 さて、感冒もそろそろピークに達する頃かと思われます。昨年、インフルエンザかどうかを外来で簡便に診断できるキットが販売されました。現在、保険が通り、しかも約20分程で結果が出ます。ただし、タイプの区別はできません。インフルエンザだとしても、最近、抗ウイルス薬も開発されております。早期に投与すれば効果があるといわれていますので、インフルエンザだと思ったら2日以内に来院して下さい。
 最後に、外出時には、マスクをして暖かくして下さい。あと1ヵ月程で暖かい春が来ます。もう少しの辛抱です。

未病予防 その3

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 前々回より未病予防の話をしてきましたが、やはり風邪はひくよりひかない方が良いですね。インフルエンザワクチンも打たないより打った方がましと考えております。仮に現在流行していても、接種後、1週間頃から抗体が上昇し始めると言われていますので、ある程度の効果は期待できると思います。たとえ間に合わなくても今回接種しておけば、次回来年のワクチンの効果が高くなることが予想されます。この1月に提供できるかどうかわかりませんが、ワクチンが余っているようなら、是非受けて下さい。
 さて、中国漢方医(中医師)の李先生が週1回当院にまいります。先生は、南京中医学院を卒業されました。まだ、日程ははっきりしませんが、御興味のある方は、お問い合わせ下さい。

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