院長のコラム

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在宅医療41

夏、真っ盛りですね。私は夏場、特に熱帯夜は、寝るときにアイスノンを使用しています。そしてタイマーのついた扇風機で1時間くらい、強さは一番弱くして寝ます。多摩地域は夜寝る前は蒸し暑いのですが、朝方急激に冷えるため風邪をひいてしまうことが多いのです。これで心地よい眠りが得られるはずです。体力を保つには睡眠が一番。

夏バテ防止には昔から高カロリー高タンパク質のウナギが勧められます。日本では肉を食べる習慣がなかったため、土用の丑の日と称してウナギを食べる習慣になったわけですが、他に牛、豚、鶏肉、鶏卵なども高カロリー高タンパク質です。夏は冷たいものをたくさん飲むため胃腸が疲れます。ご自分に合った栄養を摂取するとよいでしょう。私は海蛇エキスの『ラチカゴールド』で乗り切っています。当院でも販売しています。

在宅医療40

7月、暑い夏が再びやってきます。脱水に注意しましょう。本年は咳の患者さんが多く来院しました。日頃から私は、空気清浄機のついた部屋でマスクをして感染しないよう、また往診時にもマスクをして抵抗力のない高齢者にウイルスや細菌をうつさないよう気をつけています。最近成人で百日咳にかかる例が急増中です。三種混合ワクチンのお陰でウイルスに感染する人が減り、かつウイルスと接触する機会が減少したため抗体が減少しているのです。成人になってから再感染している状態です。日本は綺麗になりすぎたと言ってしまえばおしまいですが、乳児死亡率が減ったのはワクチンのお陰です。中学生前に再ワクチン投与が望ましいところです。とりあえず人込みを避け、十分な睡眠・栄養を取り、1日にリラックスする時間を必ず設けて抵抗力を保つのが良いでしょう。

在宅医療39

6月、そろそろ梅雨ですね。在宅医療は主に高齢の患者さんが対象となるため、不意のオンコール(急変を知らせる電話)をしばしば経験します。特に本年は、5月のような温暖な時期に感冒が流行ったものですから、身体の調子を崩す患者さんも数名おられました。

オンコールは深夜・休日を問わずかかってくるため、在宅医療を始めた当初は緊張と不安で熟睡できませんでした。以前勤務医だった頃、民間病院の夜間当直に行ったことを思い出します。

東海大東京病院の保坂隆氏の発表によると勤務医、中でも産婦人科、脳外科、麻酔科、泌尿器科の順に、月8回以上のオンコールを経験し、4,000人の医師のうち男性医師の8.3%、女性医師の10.5%が抑うつ状態にあるそうです。医者は緊張が連続する仕事です。趣味、旅行での気分転換が大切だと実感します。

在宅医療38

5月になり徐々に気温が上昇してくると、寝たきりの方は脱水症が心配になります。また、認知症の患者さんも口の渇きを訴えませんので、水分を定期的に補充してあげてください。私達はよく脳梗塞、心筋梗塞予防のために水分を沢山取ってください、と指導しがちですが、どうやら血液粘稠度の下降には決定的には繋がらず、むしろ夜間頻尿の原因になりやすいのです。夜間頻尿の弊害として、夜間頻回に起きると転倒の危険性が高く、心臓にも負荷がかかりやすいとの報告があります。心臓に負荷がかかっているかどうか、脳性Na利尿ペプチド(BNP)を日常よく測定しますが、これが高くなっている人が多いようです (日経メディカル:北上中央病院・菅谷公男)。前立腺肥大症以外の人で夜間2回以上起きる人は、水分摂取量を調節したほうが良いようです。

在宅医療37

春の光が心地良いこの頃ですね。今年は例年になく寒くなったり暖かくなったりと一定せず、体調を崩す方が多かったのではないでしょうか?

私が子どもの頃、昭和30年代などは井戸水を汲んで生活をしていた記憶があります。冬などは手が凍るほど冷たく、家の中にいても吐く息は白く、雪が膝まで積もったものです。それでも、生活をしていたのですから、昔の人は大したものだと言わざるを得ません。最近は水道の蛇口をひねるとすぐお湯が出ます。しもやけや、あかぎれの人などほとんど見かけなくなりました。ましてや家の中で白い息など、東京では考えられません。それだけ、日本は豊かになったのかもしれません。

一方で、アレルギー疾患が増えました。原因の一つに、副腎機能の低下があります。毎日、冷水浴、乾布摩擦をして現代病を克服しましょう。

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